青梅では例年、本格的に寒くなる前に安土整備と大掃除をしています。今日はお天気に恵まれ絶好の作業日和となりました。
安土（あづち）とは、的を懸けている盛土のことです。土が固くなりすぎると矢にダメージを与えてしまうので、ふるいにかけて柔らかくし、きれいに整え直します。体力と根気のいる作業なのですが、青梅市の職員の方々や青梅総合高校弓道部の皆さんの奮闘もあり、今年も安土が見事に生まれ変わりました。道場の方では、矢道に敷いたブルーシートに、道場内にある全てのものを一旦運び出します。一年間に積もった埃を掃き出し、賞状の額や窓はピカピカに磨きました。同時に更衣室や道場の外側についても手分けして掃除しました。見違えるほどきれいになったので、気持ちもすっきりしますね。
そして最後には、射場に防寒用の障子を取り付け、無事冬を迎える支度が整いました。
