青梅から車で1時間半ほどの埼玉県秩父市へ、1泊2日の研修旅行に行ってきました。初めて参加される方も含めて14名の参加です。
初日は昼前に現地に到着し、ちちぶ銘仙館で色鮮やかな織物とその歴史を見学したあと、昼食は秩父名産のお蕎麦を美味しくいただきました。午後からは合宿所に併設された屋内の弓道場にて、まずは月例会が行われました。普段練習している青梅の道場とは大きく異なる環境ですが、見事10射8中で優勝されたのは研修旅行初参加の方でした（おめでとうございます！）。続いて、体配（たいはい）を重視した研修会に移ります。弓道の大切な教えが記されている礼記射義と射法訓を唱和したのち、四段以上は持的射礼、参段以下は入退場を中心に5人立ちでの体配を先生方に見て頂き、稽古しました。初めは動作が合わせられなかった部分も、徐々に揃えられるようになったりと実りある稽古となりました。
2日目は、霞的（かすみまと）10射と色的（いろまと）10射の一人20射を行い、チームでの合計得点を競う対抗戦です。霞的は中れば3点で、色的は黄色（中心の直径6cm部分）は10点、緑色は7点、赤色は5点、白色は3点が入るルールとしました。色的の黄色に的中させて特別賞を獲得する方もいらっしゃいました。
そして帰路に就く前には長瀞の宝登神社に参拝してきました。あっという間の2日間でしたが、弓道に専念し、秩父を満喫できた研修旅行となりました。
